肌の乾燥が気になる季節。皮膚の水分が奪われると、外からの刺激を受けやすくなり、かゆみや赤み、ひび割れなどを招きます。特にひじやひざ、手、かかとなどは乾燥しやすく、肌トラブルが起こりやすい部位です。手洗いや入浴時に気軽にできるセルフケアを行い、肌トラブルを防ぎましょう。

【手洗いのポイント】
●手洗い後はタオルで水滴を押すように拭き取り、こすらないように気をつける。
●できるだけ早く保湿クリームなどで保護する。
●手洗いや消毒の機会が多い人は、使い捨て手袋を使い、定期的に取り替えるようにする。

【洗顔・入浴のポイント】
●顔は手でなでるようにして洗う。
●体はしっかり泡立てて洗い、タオルなどで強くこすらないようにする。
●熱いお湯に長く浸かると皮脂がとれすぎてしまい乾燥を招くので、湯温は38～40℃にして長湯は避ける。
●お風呂上がりは早めに保湿する。

【部屋での保湿ポイント】
●暖房の風が直接肌に当たらないようにする。
●加湿器や濡れタオルなどで部屋の湿度を50～60％に保つ。
●職場などで加湿の調整ができない場合は、保湿成分が含まれたミスト化粧水などを使用して、肌に潤いを補う。
●衣類や寝具は、綿や絹など肌への刺激が少ない天然素材を選ぶ。